西洋絵画上、その影響力の大きさでは屈指の存在であるカラバッジオ。その陰の表現は、ベラスケス、ルーベンス、レンブラントにその影響の大きさを見て取れます。そのカラバッジオは、非常に激情的な性格から殺人事件を起こし、マルタ島に一時身を隠していました。その際にいくつかの作品を残しています。最も有名なものが『聖ヨハネの斬首』で、聖ヨハネ大聖堂美術館に収められており、見学する事ができます。建物は大聖堂の一部で、見学コースの一部にもなっています。
写真の絵は、少し小さくて見えにくいですが、聖ヨハネ大聖堂の入り口近くに展示されている複製画です。日本人がこうした聖人画を見る場合、展覧会の会場で見る事が多いのですが、このような荘厳な聖堂や教会でこうした名画を見ると、無機質な美術館に飾られている場合とは、全く違った印象を受けます。本来は絵というものは、こうして元々置かれていた場所で鑑賞するべきものなのですね。
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